「彼女は安楽死を選んだ」を見てin スイス 欧米の考え方VS日本

「彼女は安楽死を選んだ」を見てin スイス 欧米の考え方VS日本

一人の日本人の女性が一昨年安楽死をされたビデオをみました。最初たまたまブログでその方の書いていた物を見つけ、内容がわからないまま、尊厳死を遂げたことを知らないまま読み勧めていました。

「彼女は安楽死を選んだ」のストーリー

その女性は、同じような難病の方の参考になるように、早い段階で難病をみつけることができるように、同じような病気の方に向け自分に出た症状などをブログに書き留めていました。

また自分も同じ境遇の方のブログを参考にさせていただいたとも書かれていました。

その女性は40代で多系統萎縮症を発症され、東京から故郷に戻って2人いるお姉さんの中の一番上の方の家に数年住んでみえたとのことでした。

ご自身の体の機能が失われていく中で、ブログにも綴られていましたが色々考えられているようでした。

たまたまその女性は結婚されていなく、子供さんもいらっしゃらない方で、育てているワンちゃんを最後まで面倒を見てから死にたいと考えられているようでした。

ビデオにもありましたが、また旦那さんやお子様など家族がいらっしゃった場合は、その女性は安楽死の決断をされていなかったかもしれません。

「彼女は安楽死を選んだ」のストーリーの女性

その女性は、ブログを読んでいて感じたのですが、決断行動が早く潔い性格の方に感じました。

外見はソフトな感じでとても決断力や行動力が早く潔い性格の方には見受けられませんでしたが、ブログを読んでいると意志が強くしっかりされている方でした。

スイスにある外国人を受け入れてくれる安楽死団体のライフサークル

日本では安楽死は認められていないですが、スイス、オランダ、ベルギー、アメリカなどでは安楽死が認められています。

スイスでは外国人も安楽死を受け入れているとのことでしたが、現在は受け入れを休止されているようです。

スイスの安楽死を幇助してくれる審査の基準は下記です。
 
「耐えがたい苦痛」
「回復の見込みがない」
「代替治療がない」
「本人の明確な意思がある」

日本人は現在16人登録をされているとのことでした。

安楽死に対して日本的な考え、欧米諸国の考え

日本人の考え方では、「他の家族に迷惑をかけたくないから」との理由で延命処置を希望しない方がいるとのことです。

確かに、「できれば人に迷惑をかけたくない」「迷惑をかけるのは嫌だ」と感じている方が多い様に感じます。

※現在日本では、延命処置をしない消極的安楽死は受け入れ始められているとのことです。

海外などでは、日本のような「他人や家族に迷惑をかけるから延命処置は希望しない」という理由は少ないようです。

延命処置を希望しない理由は、他人に迷惑を掛けるからではなく、自らの意思で希望しないとのことです。

また自らが安楽死を希望しているなら、その家族も同じ様に意思を尊重します。

欧米諸国は、皆協調性がないというわけではなく、一人ひとりの個性を尊重し合う文化が、バックグラウンドで根づいています。

一人ひとり個性があり、その個性をお互いに認め合うことができます。

その点が日本とは違い、安楽死に対しての考え方も捉え方も大きく違うと感じました。

どちらが正しい、どちらがいいと言うことは決められませんし、ないと思います。

自分の意思があれば人の迷惑などは考えず貫き通す、人は人、自分は自分というような考え方では、日本という国では生きていけません。

逆に海外では、自分の意見や自分の希望など、人のことを気にしていわない場合、生きづらいでしょう。

海外、欧米ではそのような文化が根付いている背景があり、安楽死が認められています。

「彼女は安楽死を選んだ」

もし自分の寿命がわかっているようであれば、色々考える時間があります。

生きたいという希望は、家族や身近な存在の有無によって大きく変わってきます。

もしビデオのように母、娘などがいて、自分がいなくなったら寂しいと感じるだろうと強く感じた場合、自分の体が痛かったり不自由であっても、その人のために生きなければいけないと感じるでしょう。

人は死ぬときは孤独ではありますが、家族や大切な人に見守られ死ぬことは幸せなことでしょう。

一人では生きていけないし、親兄弟は結婚し新たな家族がいます。

やはり、人生苦楽をともにするパートナーや子供がいたほうがいいでしょう。

 

 

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