海外就職にあこがれている日本人は多いのではないでしょうか。その際選択肢の一つとしてマレーシアを選ぶ日本人は多いですが、マレーシアの就労ビザの条件は、大学卒業の学歴がない場合は一段と厳しくなっています。
マレーシア就労ビザ取得の最終学歴は専門学校以上?高校卒業の場合?
マレーシアで日本人が就労ビザで働くには、専門学校卒業程度の学歴が必要です。
マレーシアよりも学歴を求めている国、例えば、シンガポール、中国、ベトナムなど、日本人が海外で就労ビザを得ようとする場合、大卒の学歴以上が必須です。
マレーシアで就労ビザを得たいのに、最終学歴が高校卒業の場合は、現在、就労経験は10年必要だと言われています。
マレーシアで就労ビザ取得には、就業経験は何年必要?
さらにマレーシアでは就労経験も必要となってきます。
実際大学卒であれば、新卒の日本人でも就労ビザが通るかもしれません。
マレーシアで就労ビザを得たいのに、最終学歴が高校卒業、専門学校を卒業して間もない場合は、マレ就労経験が少ない場合、就労ビザは通らないかもしれません。
マレーシアの就労ビザがもらえるかは、大学の専攻でも変わってきます。
マレーシアでの就職先が、自分が今まで勤めていた職種と同じであれば、就労ビザが取れる可能性も高いと言われています。
10年ほど前は、就労ビザは非常に簡単に取れていましたが、現在は高卒や、専門学校卒の学歴の場合、就労経験年数が少ないと難しい状況です。
マレーシアでは10年前は高校、専門学校卒業程度で職歴が2、3年あれば、就労ビザが取れていました。
現在は、高校卒業、専門学校卒業の学歴の場合で就労経験が2、3年程度の場合、会社によっては面接前にお断りする会社もあります。
お断りされなくても、結局は学歴問題で就労ビザが取れず、解雇になる日本人も多いでしょう。
マレーシアでの就労ビザ、BPOアウトソーシング会社の場合
一般的に、BPOいわゆるアウトソーシングカンパニーは、他の一般企業よりも就労ビザの申請期間が短く、就労ビザの基準もそれほど厳しくないと言われています。
それでも現在の状況を見ていると、高校卒業程度の学歴の日本人に対してもBPOでも10年の就労経験を求めています。
専門学校卒業程度の申請者の場合は、最低5年の就労経験を求めています。
学歴が高校卒業、職歴2、3年程度の場合、マレーシアで就労ビザをBPO経由で申請したところ、ビザが通らなかった例があります。
専門学校や大学を途中で中退している申請者にとっては、学歴の面と就労年数の面で、マレーシアで就労ビザをとり働くことは厳しいかもしれません。
マレーシアの就労ビザは学歴がないと厳しい
現在マレーシアは、日本人を含む外国人労働者に対するビザの基準をどんどん厳しくしているのが現状です。
10年前は高校卒業程度の学歴でも数年の就労歴があれば、日本人も就労ビザが通り、マレーシアで働けていました。
最近は高卒学歴の申請者で就労経験が浅い場合は、面接の時点で会社から断られてしまうのが現状です。